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Google Analytics の検索エンジンに『Bing』が追加されました。
先週、マイクロソフトのBing(ビング)をGoogle Analytics(グーグルアナリティクス)の検索エンジンに追加する方法をご紹介しましたが、Analytics のデフォルト検索エンジンにBing が追加されました。
※Bing は、トラッキングコードga.js とurchin.js の両方に追加されています。
ブラウザーのキャッシュに古いトラッキングコードが残っていて、Bing のキーワードをトラッキングできない場合があるかもしれませんが、_addOrganic() を使わずとも、遅かれ早かれ検索エンジンレポートでBing を確認できるようになりました。
Google Analyticsで『Bing』を検索エンジンに追加してキーワードをトラッキングする方法
追記(2009年6月10日)
Google Analytics のデフォルト検索エンジンにBing が追加されましたので、addOrganic() を使用して検索エンジンにBing を追加する必要はありません。
※参照:Google Analytics の検索エンジンに「Bing」が追加されました。
マイクロソフトが新検索エンジン『Bing』を公開しました。
そこで、早速Google Analytics(グーグルアナリティクス)で、Bing で検索されたキーワードをトラッキングする方法をご紹介します。
Google Analytics の _addOrganic() を使用して、Bing を検索エンジンに追加する
Analytics では、_addOrganic() 関数を使用して、デフォルトで定義されていない検索エンジンを追加できます。
pageTracker._addOrganic(“検索エンジンの名前”,”キーワードのクエリー変数”);
- 検索エンジンの名前
- 検索エンジンの名前には、検索エンジンを識別するための名前を指定します。
Bingは、bing.com だけではなく、bing.jp(JPドメイン)などの国コードトップレベルドメイン(ccTLD: country code TLD)でもアクセスできるようですので、bing を指定します。 - キーワードのクエリー変数
- キーワードのクエリー変数には、キーワードが格納されるクエリー変数を指定します。
Bing の場合、クエリー変数に "q" を使用していますので、"q" を指定します(下図参照)。
以上を踏まえたAnalytics のトラッキングコード(抜粋)は下記のようになります。
var pageTracker = _gat._getTracker("UA-XXXXXX-Y");
pageTracker._addOrganic("bing","q");
pageTracker._trackPageview();
全くAnalytics とは関係のない話ですが、マイクロソフトの公式発表によるとBing の日本語読みは「ビング」だそうです。
ビングよりも、「ビン」の方が好ましいと感じるのは私だけでしょうか。