買い物に出かけると、近所の小さなスーパーでさえポイントカードを作る機会が増えたのには驚きです。
ポイントカードが溢れている経緯は、アメリカの航空会社のマイレージシステムの日本版として日本の企業がポイントカードを導入して、一昔前だっら家電量販店とクレジットカード程度しかポイント制度を導入していなかった程度だと思います。顧客のロイヤルティを保つためにも有効なマーケティング手法であるのは確かだと思うので、近所のスーパーや美容院などがポイントシステムを導入するのも理解できますが、いずれにしてもお金が出て行く場所で「ポイントカードをお持ちですか」と聞かれることが多くなったのは間違いありません。
「ポイント」=「購入時の支払いに使える」=「得する」
といった図式となり、しかも「無料」と聞いてついついポイントカードを作ってしまうセコイ私ですが、問題はポイントカードで財布が日に日に膨らんでいってしまうことです(お札で膨らんでいるのならよいんだけど)。
アメリカの場合、マーケットでは会員(無料)になってキーホルダータイプの会員証を見せると、会員価格で買えるといった得点はあったのですが、会員システムを導入しているのは食料品がメインのお店だけなので、クレジットカードとレンタルビデオ店以外に会員証を2~3枚程度持っていれば日常生活で困ることはありませんでした。一方アメリカでは、クーポンがあるのとないのとでは商品の値段にかなりの差が出てくるので、クーポンを常時車のダッシュボードに仕舞っていたのでありました。
ちなみにメキシコで財布に入っていたカードは、レンタルビデオ店(Blockbuster)と会員制(有料)のマーケット(SAM'S)、クレジットカード(2枚)の4枚だけでした。私の知る限り、メキシコでは食料品がメインのマーケットでアメリカもしくは日本のような会員システムを導入しているところはありませんでした。