小さい頃、母親が「コーラを飲んだら骨が溶ける」だとか言って、何とかして子供にコカコーラを飲ませないようにする家庭が多かったと思うんですが、メキシコに来て驚いたのは子供はもちろん年配の人もコカコーラをまるで水のように飲んでいることです。
もちろん子供とコカコーラは違和感がないんだけど、50、60、70歳の人がコカコーラや炭酸ジュースをゴクゴクと飲む姿を見たのはメキシコだけのような気がします。昼になると、事務所のおばさんはいつもコカコーラ・ライトを飲んでいて、毎日同じものを飲んで飽きないのかとても不思議です。
道路を見渡すと、あちこちにペットボトルやビールの缶が棄てられています。車に何度も踏まれた残骸を見ると、どこか物悲しさを感じます。お店に行けばたくさんの炭酸ジュースが売られていてますが、残念ながらゴミ箱を置いている個人商店はほとんどありません。