メキシコシティでは、ここで紹介するインターネット接続方法以外にいくつかの選択肢があるようですが、ここではグァナファトの情報を掲載します。
個人的にはメールの読み書きができればよいという方には、インターネットカフェを利用することをおすすめします。訪れる街によっても異なりますが、特にグァナファトでインターネットカフェを見つけるのに困ることはないですし、利用料も安いからです。同じ州でも私が住んでいたレオン市だと、インターネットカフェが少なかったりしますが、レオンは例外なので、観光地でカフェを探すのに苦労することはないと思います。
インターネットカフェ
人口約10万人の街、グァナファトには、およそ30軒のインターネットカフェがあります(街の規模に対してカフェが多すぎるので、営業を続けられるのが不思議でした)。
料金は1時間あたり約US$1で、最安値はUS.80程度。約US$2/時のカフェもあるがけど、この料金はかなり高い方になります。パソコンはWindowsがほとんどで、日本語のWebサイトを見たり、メールの読み書きができるように設定してあるパソコンもあるので、現地でメールをチェックしたくなったら、ぜひ探してみて下さい。
(注) 全てのインターネット・カフェに、日本語の環境を持つパソコンがある訳ではありませんので、利用する際に日本語が利用できるかお店の人に尋ねることをお勧めします。もし日本語環境がなければ、Microsoftのサイトから日本語入力システムなどをインストールする必要があります。
ダイヤルアップ接続
ちなみにメキシコを訪れた2000年頃は、自分のパソコンを持参してインターネットカフェからLAN経由で接続していました(ダイヤルアップは遅いので)。
自分のパソコンのモデムでダイヤルアップ接続することも可能で、 グァナファトのCentro(中心街)近くのREDESというインターネットプロバイダーが、130ペソ程度(10時間分)でダイヤルアップ接続用のアカウントを発行してくれます。
長期滞在者で自分のパソコンを利用したい方は、ダイヤルアップ接続のアカウントをメキシコの電話会社TELMEXの「Prodigy」で契約(約2千円/月)することも考えられますが、まず部屋に電話回線が入っているかが問題です。グァナファトの賃貸はグァナファト大学の学生向けが多いため電話付の部屋は少なく、電話を引くのにもかなり時間がかかることが多いと聞いていましたので、契約前に確認することをおすすめします。
ブロードバンド(ADSL)接続
ようやくメキシコでもADSLを利用できるようになりました。地域によって利用できない場合もありますが、メキシコの電話会社TELMEXの「Prodigy」が「Prodigy Infinitum」と言うサービス名で、グァナファトをカバーしていますので、関心がある方はProdigyのサイトでチェックしてみて下さい。参考に私は1 Mbpsのサービスを約7千円/月(IVA込み)で利用していました。ちょっと高いですけど、それなりに快適に利用することができます(日本の接続環境は世界一恵まれていて、料金が安いのは確かなので、比較することが無謀と言えますけど)。
※本記事は、2000年から2005年6月までの経験、情報をもとに書かれたものです。