ロサンゼルスに着いたら、まず運転免許証を取得し、クレジットヒストリーを作るために銀行口座を開設しようと考えていたのですが、その前に「住所」がなければ何もできないことをすっかり忘れていたおバカな私。
と早速ネットの不動産サイトで調べてみたものの、電話してみると既に契約済みだったりしてなかなか探せません。しかも例えば家賃700ドルと掲載されているにも関わらず、電話してみると「その情報は古いもので家賃は1,400ドル」と言われることも珍しくありませんでした。
1日でも早く住所が欲しかった私は、自分の耳を疑い直接事務所に行って確かめたこともありましたが、やっぱり家賃は1,400ドル。古い情報と言うのは「何年前のことなんだー!」と叫びたくなりつつ、何の収穫もなく数日が過ぎてしまった頃、リトル東京をドライブしていたら不動産の看板を発見。家賃の1ヶ月分で部屋探しを手伝ってくれると言うので、このまま何日も部屋を見つけられずモーテル代を支払い、いつまで経っても住所が決まらないことは避けたいので、不動産屋経由で部屋を探すことにしました。
結局希望の地域を諦めたり、条件を変えながら、不動産屋さんのおかげで部屋を探すことができた訳ですが、ネットや新聞に掲載されているアパート情報は、
・アパートのオーナー
・アパートの管理会社
・お客を呼び込むためにサクラとして不動産屋
が掲載されているもので、不動産屋が掲載している物件には注意した方がよさそうです。
その他、ネットや新聞以外の部屋探しの情報源は、日系のスーパーマーケット(MITSUWAやMARUKAI、NIJIYAなど)の掲示板に掲載されている賃貸やルームメイト(シェア)募集の情報や日系のフリーペーパー(日系スーパーマーケットで入手できる)などがあります。また住みたい地域が決まっている方は「FOR RENT」といった看板を目印に探すことも可能ですので、時間に余裕があるのであれば試してみて下さい。
最近Google Local(Googleの地図サービス)で、通りから撮影されたアパートの写真(正面入り口)に感動してしまいました。
ちなみにアパートの中庭は手入れが行き届き、美しかったので、このアパートに決めました(下記の写真ではお見せできないのが残念...)。
〈補足〉
入居を申し込んだ際、私自身のクレジットを審査するために、アメリカでクレジットヒストリーも知人もいなかった私は、日本で発行した銀行残高証明書(英語)のコピーを提出して審査をパスできました。
またアメリカは日本とは異なり礼金や敷金といったシステムはないので、部屋を借りる際に必要な経費はデポジット(1ヶ月分)と前家賃(1ヶ月分)のみの場合がほとんどです。